私の夢は、以前までプロ野球選手になることでした。しかし大学で大きな怪我をしてしまい、その夢を諦めざる終えなくなりました。
18年間思い続けた夢を失い、塞ぎがちになっていたとき、TBSの『プロ野球戦力外通告』という番組と出会います。その番組ではプロ野球選手たちが次のステージへ進む様子を取り上げていました。
番組を通して選手の様子を見たとき当時の自分と重ね合わせ、このままではいけないと再スタートすることができました。
私はテレビ番組から勇気をもらったことをきっかけに、この業界に入りました。自分を立ち直らせてくれたように、「私が携わった番組が誰かの力や勇気になってくれたら」という思いで日頃から制作にあたっています。